ことしのフォーマル、終了

高校、中学校は卒業式が終わったそうですね。

皆様ご卒業おめでとうございます。そして、ご卒業された方のご両親や保護者の皆様、お疲れさまでございました。

私のことしのフォーマル祭りも終了しました。またふざけたポップ&カジュアルな刺繍を作ってまいりたいと思います。チクってまいりたいと思います。……おっと、「ちくちくしてまいりたいと思います」を略したら大変なことになりましたぞ。

とはいえ、筆者は気が変わりやすい人間ですので、なんかフォーマルつくりたくなった……と唐突に作り始めるかもしれません。ほんとうに来年までつくらないのかはお約束できかねますね。

ラストフォーマル・うさブローチ

うさブローチもハンドメイド販売サイトcreemaとminneで販売しておりますので、もしよかったらのぞいてみてください。”log””刺繍”で検索したら出てきます。(宣伝!)

 

今日、3月11日は東日本大震災があった日ですね。

テレビで地震の速報を見て「え、震度7?やばいのでは?」と思っている間にどんどんと被害状況が明らかになってゆき、津波がゆっくりと農地や住宅地、そしてまだ人が乗っているであろう車、家々を押しつぶしながら進んでいく様子を固唾をのんで見ていたことは、今もありありと覚えています。津波が河川の氾濫とは違うということを知ったし、原発脆弱性も知りました。忘れてはいけないですね。忘れません。ふだんと変わらない日常に感謝し、どうぞこの学びを生かせますように。

 

この文章をお読みの方、村上春樹好きですか?

私はめちゃくちゃ好きで、新刊が出れば二、三年後には(二、三年後?)ちゃんと読んでいる村上読者なのですが、一番最近読んだ『騎士団長殺し』にちょっとだけ東日本大震災のことが書かれていました。ネタバレなので、まだ読んでいない方は読み飛ばしてほしいのですが、ラストのほうで東日本大震災のニュース映像を見せないように小さい子どもに目隠ししているシーンが描かれています。ちょっと愛を感じるシーンなんですけど、あの映像を繰り返し見てしまうのは小さな子どもにはやはりきついことでしょう。代わりに大人がしっかりと目に焼き付けて、伝えてあげないといけないですね。

大人にとってはつい昨日のことのようですけれど(というか、阪神淡路大震災もつい最近のことのように感じる)、20代よりも若い世代には結構昔のことに感じられるようで割と時の流れにびっくりします。大人、責任重大ですね。がんばろ。

 

 

まあ、また村上春樹氏については別に機会を設けてふざけ散らかそうと思っています。なんか、一人称単数(?)とか、壁が不確かでなんとかなんとかとか新刊が出ていますが、たぶん私が読むのは二、三年後なので慌てなくて大丈夫です。

 

では、そろそろ猫ちゃんたちのごはんの時間なので今日はこのへんで。また近いうちに。

 

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渾身のフォーマル玉子焼き

おっす!オラ……(涙)

 

春は別れの季節とは言いますが、悲しいお別れが幾つか。

冒頭のお別れのほかに、10年間愛用してきた下着ブランドが2月に終了しました。女子にとって「合う下着」を見つけることはかなり難しく(男子もですか?)、高けりゃいいというものでもなく、かわいければいいというものでもなく、美しく見えればいいというだけでもない、最愛の下着を探し出すことは人生でも難易度の高い問題なのです。

なので、私は現在、下着難民です。

 

※冷えとり用の下着はサポート力に欠けるんすよね……

 

さらに、超カワ毛糸ブランドアヴリルさんが廃業。なんで……?なんで……?

やっぱりあれですかね、世界的に物価が上昇してるあおりですかね。もう戦争なんてやめろよ、マジで。

 

 

 

久しぶりにふざけようとパソコンを開いても悲しいニュースが多く、なかなかそんな気分にもなれないけれど、春という季節は不思議なもので、悲しいはずの別れも新たな旅立ち、みたいな気にさせてくれる、ような気がします……。

 

それで、季節的にフォーマルシーン、具体的には卒業式、入学式などが控える季節、私も時流に乗ってフォーマルアクセサリーをちまちまつくっていました。

フォーマル……フォーマル……、真面目に……、ふざけてはいけない……

などと頭で念じているうちにすっかりふざけを忘れてしまった私。そんな私がつくった渾身のフォーマルをぜひごらんください。

フォーマル玉子焼きブローチ。期せずして緑のビーズが葱のよう。

もう1個ある。

フォーマル3点セット。これはほんとうに上品!ふざけてない!

ブローチとピアスの3点セットですね。……え?この場合、2点セットになるんですかね?なんかわからんけど、とりあえず、フォーマルができました。売れるといいなあ。売れなかったら、月末の海辺のカモメ市(門司港レトロ)に持って行っちゃう。

ハンドメイド販売サイトcreemaとminneで売ってます。ご興味おありの方いらっしゃいましたらぜひごらんください。私の命が助かります!

 

この春、あったかいのか寒いのかよくわからなくて、体調がいつになく悪いです。体調崩している人、多いのではないでしょうか?お大事にです。

私は主訴花粉症です。花粉症に付随して(か何かは正確にはわからんけど)、咳と頭痛と微熱と倦怠感ともうてんこ盛りよ。けど仕方がないのでとりあえず無視してちまちま刺繍しています。

おかしいよね。何がおかしいって、なんか小麦粉とトランス脂肪酸と乳製品を避けたら花粉症が緩和する、もしくは完治するとyoutubeで聞いて、2月からこの3つ摂ってないんだけど全然花粉症よくならない。まあ、youtubeの言うこと鵜呑みにするなというのもあるのですがね。その反動か、それともフォーマルについて考えすぎたせいか、異様に甘いものが食べたいので、このブログを書いてしまったら買い物に行ってしまおうと思っています。我慢のし過ぎもよくないよね!

 

今日はなんだかとりとめもない内容になってしまったけれど、いいよね!(いいよ~)またふざけること思いついたら書くわ!

 

ではまた、近いうちに。

 

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マジか……

マルシェ初参加レポート ~牛津ハンドメイドマルシェに学ぶ~

去る2月17日(土)、佐賀県小城市牛津町にて開催された『牛津ハンドメイドマルシェ』に参加・出店いたしたので、その経過と詳細、及び結果について報告する。

 

会場は、JR長崎本線牛津駅より徒歩3分の好立地にある”ショッピングセンターセリオ”。この日は晴天に恵まれ、比較的暖かく、大荷物を持って移動するのにはうってつけの日和であった。なお、著者は絶望的に運転が下手であるため、移動は基本的にJRと徒歩と自転車である。

ここで牛津駅周辺の様子、セリオ様の店舗外観などの写真を載せられれば良かったのだが、あまりの緊張により何の写真も撮っていない。大変悔やまれる。私のあほ。次回のマルシェにおいて修正していきたい点である。

 

午前8時、会場到着。荷物の搬入、店舗設営は8時30分からのスタートである。30分、ショッピングセンターの前でじっと時を待つ。8時30分を過ぎると徐々に参加者らしき人物たちが現れ始め、著者も店内に紛れ込み、何食わぬ顔をして店舗設営、周囲の方々や主催者様への挨拶などを行う。なお、店舗があまりにもシンプルであったため10分くらいで完了し、10時のマルシェスタートまでの1時間半近くを手持無沙汰に過ごす。

こちらが著者の店舗である。シンプル過ぎた。

午前10時、マルシェスタート。

スタートと同時にこの日の目玉である佐賀市まぼろしのあんこ屋”よなよなあん”様の店舗に行列ができる。よなよな様のあんこを昼間に購入・喫食できるのはこの機会がおそらく本邦初であるため、今回のマルシェの大目玉となっていた。行列はマルシェ会場をはみ出し、スーパー森永様の陣地にまで延びてゆく。主催者様をして「最後尾っていうプラカードつくっとっけばよかった」と言わしめるほどの盛況ぶり。よなよな様、圧巻の人気である。早々に1つ目の鍋が空になり、店主が次の鍋を繰り出す。人々はよなよな様のあんこをいくつも求め、その辺の椅子は白い紙コップでぜんざいを喫す人であふれた。コロナ禍の中、こんな人混みでマスクとってもの食って大丈夫か……?そんな憂慮も追いつかぬほど、あんこは飛ぶように売れてゆき、正午前には完売した。我が口に回ってくるあんこは無かった。食べたかった。羨ましかった。並びたかった。

もし次によなよな様とご一緒する機会があったら、わいろを用意し、マルシェスタート前に横流ししてもらうことを決心する。これもまた一つの学びである。

完売したよなよなあん様

著者はというと、基本的に周囲の観察をして時を過ごした。

ときどきお客様が来て刺繍を見てくださる。キャーカワイイなどとも言ってくださる。それだけで大変にうれしくありがたいことである。が、なかなか人だかりができるほどの盛況とはいかなかった。全くその反対であった。いや、それはわかっていた。本当です。わかっていました。今回の目的は、我が作品を見て人はどのような反応を示すのか、我が刺繍はどのように人の心を動かすのか、カワイイのか、カワイイとは一体何なのか、またマルシェに出店するとは、出店する上で大切なこととは何か、このようなことを学び、ひとりでも多くの人に『logという名の刺繍屋さんがいる』ことを知ってもらうことであった。だからその目的は十分に果たした。

おーい、お客様やーい。

学ぶのだ。そして、次に生かすのだ。売り上げにつなげるのだ。生計を立てるのだ……、そう思いつつお客様を待つのだが、だんだんと意識が遠のいていく。著者はおなかがすいて死にそうでそれどころではないのだ。マルシェ出店当日、昼食や休憩をどうやってとればいいのか著者は全く分からなかった。それで、昼食もオヤツも持参していなかった。逆だろ、わからないなら持って行っとくべきだろと今ならわかるのだが、準備段階ではそういう考えには至らず、血糖値は下がり、徐々に意識が薄れる。耐え兼ねて、マルシェにおられたベーグル屋さんにベーグルを買いに行き、もそもそこそこそと食べた。しかし、足りぬ。全く足りぬ。著者はこの日の大半を、空腹とエネルギー不足からくる寒さと闘いながら過ごすこととなった。

次回のマルシェでは、食べ物をたくさん用意しておこう、これもまた学びである。

 

そんなこんなで、午後4時、無事マルシェは終わりを迎えた。著者の売り上げはブローチが三つ、3500円ほどであった。よいのだ。電車賃と参加費はまかなえた。そして、それ以上の学びがあった。十分である。上出来である。加えて、刺繍のオーダーもいただくことができた。やはり『logがここにいる』アピールは大切だ。また一つ、実を結んだ。

 

こうして著者の初めてのマルシェ出店は成功裏に終了した。

わいろを忘れぬこと、食べ物を忘れぬこと、余った時間を有効に使う方法を準備しておくこと、数々の学びを得てねこたちの待つ家路についたのであった。

以上。

 

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緊迫したときほどふざけ

週末、私、ハンドメイドマルシェデビューなんすよ。

 

で、今、いろいろと準備に準備を重ねているんですよ。

 

転ばぬ先の杖、備えあれば憂いなし、煮え湯を飲む前に備えというように、思いつく限りの準備をしているんですが、やればやるほど、「もしかしてこんなことが起こるかもしれない。じゃあ、コレも要る?」とか、「おつりってこんなもんでいいかいな……万札しか持ってない人が3人続いたらもう詰みだぜ?隣の人から小銭分けてって言われても分けてやれんぞ(たぶん言われんと思う)。どうすればいい……?もっと持って行っとくか」とか、もうあれやこれやで緊張と心配と不安と期待とやっぱ不安と緊張とで、指先血まみれなんですよ。

 

なんで指先血まみれかって?

 

私は緊張すると指先むしる癖がある人なんですよ。なんかやってしまうんです、ストレスがかかると。昔から。恥ずかしいし、正体不明のへんな白いものが足元に散らかるし(剥いた皮)、物に血がついたり、人が見たら血まみれで驚かれるしで、本当やめたいんですけど、やってしまうんですよね。それが癖というものですね。なので、絆創膏貼った。

マニキュア塗るのもいいんですけど、ぼろぼろの指先にマニキュア塗るのが恥ずかしい。

ふむ、なんとか気を紛らわせようと、ふざけを行うことにしたわけです。

 

昨晩もあんまり準備に没頭して疲れすぎたんで、ちょっとふざけました。

以下がふざけた写真です。

図案下描き

これでちょっと気が晴れて、昨日はこれで寝ました。

ああ、これ刺繍するの楽しみだよ……。きっとまた代表作になるよ。

どうせなら節分の前につくれたらよかったが、まあいいよ。

 

話は変わりますが、今いろんな刺繍作家さんがいますよね。皆さんはどなたが好きですか?私は、日本刺繍と二刀流の浅賀奈緒子さんが好きです。きれいなんですよね、配色とか。

物語からうまれた刺繍とノスタルジックな布小物

かわいい。

しかし、刺繍してみよう!と意気込んだのは、樋口愉美子さんのご本を見たときです。衝撃的だった。

2色で楽しむ刺繍生活

この本の前に「1色で楽しむ」本が出てるんですけど、それは貼れんかった。なんでや、ユミコの原点やろがい。

なんかね、斬新だったの。サテンステッチに苦手意識があったので、チェーンステッチで面を埋めてかわいいのがステキだったの。さらに、色合わせにも苦手意識があったので、1色でかわいくなるのも素晴らしかったの。初めて刺繍の本を買ったのが1色刺繍の本で、そっからっすね、いろいろやり始めたのは。

 

その後、いろいろな刺繍作家さんを知り、それぞれにきゃんわいいけど、やっぱユミコはスゲーのよね。一目でわかるの。刺繍してる人なら大体みんなそうだと思うけど、ユミコの作品は、「これ、ユミコやろ」ってソッコーでわかるの。ユミコはスゲーの。ビシッ!てしてるの。段違いにきれいだし、独創的なの。

 

けど、私はユミコだけではなく、アンナスもアリスもマダム青木もそのほかに刺繍つくってるいろんな方々みんな好きで尊敬しております。もちろんユミコも尊敬だよ、当たり前じゃん。マカベアリスも大好き。手芸店に勤めてた時は、レジでずっとアリスの刺繍キットの見本作ってた。ウキウキ☆するのですよ、マカベアリス。

 

あ~、私も誰かをウキウキ☆させる刺繍作家になりてーな。

アンナスさんがyoutubeで「続けることですね」と言っておられました。続ければ私も生活費稼げるようになるかいな?(あれ?趣旨が変わっている)

また話は変わるけど、アンナスさんかわいいですよね。あのほほえみ、絶対なんか企んでるほほえみですよね。

 

じゃあ今日はこのへんで。

雨が上がったのでおつりつくりに行ってくる!

 

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『パリの刺繍学校』読了

えーと、え?写真の貼り方はこれで合っておりますのでしょうか?

なんかでかいんだけど……。

ほかの方のブログ見たら、もっといい感じになってたんだけど……、まあいいか。

 

先日もお話ししましたとおり、わたくし、刺繍作家をやっておりまして、ブックオッフィーにてこのような書籍を発見してしまったら読まんわけにはいかん、ということで読みました。

リュネビル刺繍という、細いかぎ針を使ってやる刺繍を教えている学校に、著者は2010年から留学し、基本コースからプロフェッショナルコースを受講しておられます。

本に出てくるオートクチュール刺繍とは?リュネビル刺繍とは?と調べてみましたところ、youtubeで動画が上がっておりましたので、まあ、お時間ある方は見てみてください。

基本的にビーズやスパンコールをオーガンジーに裏からかぎ針で刺していく技法のようで、パリっぽいカラーのゴージャス刺繍です。著者はこの技法を学びにパリまで行っておられます。

ご本には、著者の課題作品のカラー写真はありますが、残念ながら詳しいやり方の図説などはなく、パリ滞在日記、ルサージュ(学校の名前)の講習の様子などが描かれたエッセイとなっております。

へー、留学ってこんなんするんだー、すげー、毎日カフェ行ってんじゃん、などと、現在貧乏なわたくしめには夢のような生活を繰り広げておられます。

クレールの刺繍 [DVD]

これ、フランス映画なんですけど、たぶんこちらの女性たちがやっているのがリュネビル刺繍です。初めて見たとき、ナニコレ?どういう原理?という感じで、布にブスブス針をブッ刺して大物の刺繍をしているんですが、『パリの刺繍学校』を読んで、なるほどそういうことねと納得しました。

この映画、なかなかいい映画ですよ。

 

それで、本の感想なんですが、なんかね、著者のパリ留学の動機とか、修了後の活動とかが謎のままで、おお、私もリュネビル刺繍やってみたい!パリ行きたい!とはならなかったです。いや、別に「行こうぜ!ルサージュ👍」みたいな本でもないので、そうならなくても全然いいのですが、著者が謎の人です。一体何歳くらいの人なのか、これまでの刺繍経験はどんなもんなのか、なぜ仕事を辞めて(休んで?)までパリに?謎が謎を呼びます。パリの景観の描写とか色の描写とか、時折ステキと感じられるところもあるのですが、パリ観光、学校の講習の様子をご参考までに、という感じでした。

 

あまりにも著者が謎なのでぐぐってみましたところ、今もリュネビル刺繍で作品を作っておられるのですが、個展開いてる様子もなく、販売している様子もなく、趣味でやってるのかな?と、謎のままでした。

マルタのやさしい刺繍 [DVD]

刺繍の映画といえば、私はこちらの映画のほうが好きで、夫に先立たれたおばあちゃんが昔取った杵柄で、閉鎖的な田舎町にランジェリーブティックを開くお話です。ただ、この映画、タイトルに「刺繍」と入ってはいるのですがおばあちゃんのランジェリーづくりのほうがメインで、なかなか刺繍は出てきません。けど、なかなかいい映画ですよ。かわいい。

 

ま、そんなこんなで、今日はこのへんで終わりにしておきます。

ではまた近いうちに(^^)/

 

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人はどこまでふざけを許してくれるのか

 

 

 

 

 

 

 

初めましてです、logと申します。

自称刺繍作家をやっております。

自称というのは、まだまだ世間に全く認知されておらず、月々の刺繍からの収入が3000円くらいだからです。生計を立てられるようになって初めて「自称」が外れる、と思っていましたが、いやいや、お一人でも私の作品にお金を出してくれた方がいるとなるとやはり私はプロだ、プロの刺繍作家だ、ということで撤回します。

 

logという名前で刺繍作家をやっております。

まだまだ駆け出しで収入がなく、はてなブログでは無料でアフィリエイトできると聞き、やってまいりました。

 

が、なんかやり方がよくわからん。

ヘルプ見ても、全然わからん。

とりあえずわかるところだけやってみて、先に文章をしたためることにしました次第でございます。

 

さて、タイトルにありますとおり、こちらのブログは私の刺繍作品の宣伝とともに「人はどこまでふざけを許してくれるのか」または「ふざけとは何か」についても掘り下げてまいりたいと思っております。

ふざけ、それは古来より「公、おふざけが過ぎまする」「公ではない、今はもう陛下だ。控えよ、伯(ニヤ)」「(怒)」「伯、忠誠の口づけを」「(伯、プルプルしながら王の手を取る)」などとあまりよくないことのように扱われてきた歴史があります。

それゆえ、現代社会でふざける場合、ふざける相手に自分がふざけていることが悟られてはなりません。

悟られず、ふざける。これはなかなかに高度な技術にござります。みんなが乗ってくれればバレてもいいのですが、ふざけた本人が陰キャである場合、あるいはあまり主要人物ととらえられていない場合など、なかなかな苦境に立たされることになってしまうからです。そのため、あくまで真剣に、まじめに、静かにふざけることが必要になってきます。

 

私の職歴についてお話ししましょう。

私は大学卒業後、専門職として病院に勤務しました。病院、それは人の生き死にの場、とてもふざけられる場所ではありません。そして、そのころの私はまだ若かった。ふざけの奥深さに気づくこともなく、肩をこわばらせて空回りの日々を送りました。

次に、文書作成の会社に勤務しました。どんな文書かというと、地方議会の議事録、裁判記録、相続問題……固いっすね、最高に固いっすね。私は当時、心を許せる上司に「私、もっとふざけたいです」とこぼしてしまいました。文章に携わる仕事でとても楽しくはあったのですが、ここに勤めている間に別の要因で体を壊し、やむなく退職しました。とても残念です。もう少し修行を積めば、この固い仕事に一石を投じるふざけを実践できたように思います。が、体がいうことを聞かなかった。無念、無念。

次に、リハビリがてら、小売店の販売員として働きました。結構専門的な知識を必要とする小売店だったので、始めはなかなかふざける余裕もなく、仕事を覚えるのに四苦八苦していました。療養中だったし。しかし!ここでふざけを発揮する機会が巡ってきたのです。仕事に慣れてきたころ、このお店がインスタグラムをやっていて、さらに誰も更新していないことを知ったのです。

「インスタ投稿していいですか?」と上司の了承を得、私ははじめは真面目に、そして徐々に、何食わぬ顔でふざけてゆきました。私のふざけは他店舗スタッフ(チェーン店でした)、そしてお客様に徐々に「おもしろい」と評判になっていき、偉い人からも「インスタ見てるよ」などとお声をかけていただきました。私のふざけインスタは私の仕事へのモチベーションとなり、いろいろなおもしろふざけインスタをupしていきました。フォロワー数も増えました。

しかし、それが気に食わない人というのはいるもので、始めは一緒におもしろがっていた直属の上司に目を付けられ、何かと因縁をつけられるようになり、療養中の病気も悪化し、やむなく退職することと相成りました。

 

退職直後は病状悪化で動けない状態でしたが、まあなんとか回復して、もともと得意だった刺繍を生かしてお金を稼げないかということで刺繍作家となりました。

今もちまちまと刺繍をしながら、なんかほかにお金を得る方法ないか?となってブログにたどり着き、今ココです。

 

手芸、特に刺繍とふざけ文章が私の得意で好きなことです。

この二つでなんとか生計を立てられないかとやっていく、その記録をこちらのブログにしたためていこうと思っております。

皆様、応援よろしくお願いします、なーんて。

 

えー、宣伝です。

私の刺繍作品はハンドメイド販売サイトminneとcreemaで販売しています。

プロフィール写真は、私が刺繍した風呂上がりの猫のブローチです。

こちらも販売しております。

えーと、なんじゃろ、作品の写真とか載せたいけれど、やり方がまだわからないので、わかったら載せます。

あと、販売サイトのURLも貼りたいけど、こちらもやり方がまだわからないので、わかったら貼ります。

それまでは、ご興味のある方、お手数ですがぐぐってください。

「log」という名前でやっています。

 

それでは今日はこのへんで。

近いうちにまたブログします。

 

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